4月
02
喫煙と抜け毛
日本で習慣的にタバコを吸っている人は、平均19.3%という統計が出ています。男性の場合は32.2%で女性の場合は8.2%が喫煙者の割合です。年齢別でみて最も多いのが男性の30代で44%の人、女性では20代の人が12.7%吸っています。この十年間でたばこの料金の値上がり、禁煙にする施設の増加、路上の喫煙禁止区画が増えるなど、いろんな要因があり減少しています。体に悪影響があるということは認識している人が多いですが、生活の一部として定着している人ややめたくてもやめられない人もいます。
喫煙による悪影響の一つに抜け毛の問題があります。たばこに含まれるニコチンは自律神経に悪影響を与え、体中の血管を収縮させてしまいます。特に頭皮に関しては、首や後頭部などは太い血管が通っているため、髪の毛にも栄養がいきわたりやすいという特徴があります。しかし頭頂部になると頭皮の血管が細くなるため、髪の毛に必要な栄養素がいきわたりにくくなります。そこにニコチンによる血管の収縮が加わると、頭皮の血管がさらに細くなり栄養素がいきわたりにくくなります。
なかには禁煙をしても抜け毛が減るどころか増えたという意見もありますが、禁煙によるストレスが原因といわれています。どちらも抜け毛が増えると思ってしまいますがたばこを吸うことのほうが圧倒的に体には悪影響なことが多いため、禁煙をして抜け毛予防を心がけましょう。